USB Blasterのドライバに!が表示され使えなくなったときのヒント

2007/04/14-

 USB BlasterやTerasicBlasterを使っていて、ドライバに”!”が表示され使えなくなることがあります。原因は複数あるかも知れませんが、当社では、USB Blastetと同じ、FTDI社のチップを使ってるため、デバイスドライバの競合(?)やバージョンの違い、セッティングの違いがあるのでは無いかと考えました。
 そこで応急処置として、USB Blasterのデバイスドライバを一般のFTDIドライバがはいる場所と異なる場所にインストールしてみました。
ご覧のように、”!”は取れました、もちろんUSB Blasterも他の機器も正常に動作しています。
次のように、ドライバファイルが、新たにつくったalteraというフォルダにはいっていることがわかります。

2007/04/17追記:
system32下のftdibus.sysとftbusui.dllとftd2xx.dllを削除してもUSBblasterは正常に動作しました。
たいへん重要です:
 この対応は、確実に正しい方法かどうかわかりません(偶然解決したかもしれないです)、失敗するとシステムが正常に動作しなくなったりすることも考えられます。当方は全く責任を負えませんので自己責任にてお願いします
 大きなプロジェクトのマシンで作業し、大損害をするくらいなら、専用PCを導入されることをお薦めします。
 少なくとも、やり方を質問しなければ対応できないかたは、やるべきではありません。
 またこの改造で、アンインストール時にエラーになる可能性があります。
 対応は、USB Blasterドライバのusbblst.infを編集し、ドライバをいったん削除して再びインストールすることで行います。
このINFファイルはQuartusII V7.0に付属のものです、以前のものも原理は同じと思いますが、INFファイルの構成が異なります。
このバージョンは、FTDI社のCDM 2.00.00がベースと考えられます。

当方で変更したのは上記の赤字部分です。
 以上皆様の参考になれば幸いです。
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