Hi-Speed対応の FT2232Hの評価(1)
FTDI Hi-Speed対応USBチップFT2232H評価ボードによるRTSトグル実験

2009/01/30-

 多くのUSB シリアル変換器は、PC本体のシリアルポートと同様に使えますが、RTS信号などの制御信号やりとりが本体ポートに比べて反応が遅くなります。このことがUSBシリアル変換器が思ったように動作しない原因になることがあります。
 FTDI社より新しくリリースされるHi-Speed対応のFT2232Hを用いたUSB-101の試作ボードにてRTS信号のトグル実験をしてみました。
 多くの説明は不要と思います。簡単なプログラムでRTS信号をHとLで繰り返して波形観測しました。
 まず、Hi-Speedに対応していないFT232BLによる波形です。FT232BLはUSB 2.0のFull-Speedに対応しています。

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 約3[mS]の時間がかかっています。
 次に、Hi-Speed対応のFT2232Hを用いたUSB-101による波形です。

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 ご覧のように約229[uS]にてトグルすることができています。
 同じボードを、USB1.1のUSB HUBに接続したものです。

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 約3[mS]の時間がかかっています。 Hi-Speed対応でもUSB 1.1のHUBに接続すると速度が落ちてしまうのです。
 では標準のRS-232Cポートではどうでしょうか。(2009/01/31追記)

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 ご覧のように約18[uS]にてトグルすることができています。やはり直接接続のシリアルポートは素早く動作しますね。
以上皆さまの参考になれば幸いです。
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