ASB-004
 EDX-001


を1台のパソコンで複数台使用する場合


2003/10/24-


概要
1台のパソコンでASB-004またはEDX-001を複数台接続しても,1台しか認識されません.これはEEPROM(93C46)の内容が同一なためです.「ドライバの更新手順」にて2台目以降を使用する方法について説明します.またASB-004とEDX-001のEEPROMの内容は同じです.

EEPROMの内容
FTDI社のEEPROM書換えユーティリティーにて,次のデータを書き込んでいます.1台目はそのままで,2台目以降のシリアル番号を変更することで対応することが可能です.

Manufacturer HuMANDATA LTD.
Manufacturer ID HD
FT232BM/FT245BM チェックしない
Vendor ID 0F87
Product ID 1001
Description USB/FTDI HuMANDATA LTD.

Plug and Play チェック
Fixed Serial Number 00000001
Self Powered チェック
Remote Wakeup チェック
Max Power(mA) 99mA

ドライバの更新手順
■手順1
古いドライバ(AM版)と混在すると問題がおこりますので,最新のドライバをダウンロードして下さい.自己解凍のファイルをクリックすると「VcpDriver」「DirectDriver」というフォルダが2つ生成されます.
VcpDriver 仮想COMポートドライバ
DirectDriver ダイレクトドライバ

■手順2
「アプリケーションの追加と削除」から,古い次の2つのドライバを削除します.


■手順3
2台目のシリアル番号を書換えます.
1台目 ASB−004 0000001(そのまま)
2台目 ASB−004 0000002(変更)
EEPROM書換えユーティリティソフトをダウンロードして下さい.

このソフトウェアはダイレクトドライバからのみ起動しますので,仮想COMポートドライバを使用する場合でも,先ずダイレクトドライバをインストールする必要があります.

@ソフトウェアを起動します.次のように入力し,「Advenced Setup」に進みます.この表示が出てこない場合には,数回TABキーを押してください.


A「Advenced Setup」の設定で,「00000002」にシリアル番号を変更します.


■手順4
ASB-004のケーブルを抜き,しばらくして再度挿入すると,「2台」認識しているのがわかります.


ダイレクトドライバのインストールの場合には,ここで作業は終了です.3台目以降も同様の手順でシリアル番号を変更して下さい.ダイレクトドライバから仮想COMポートドライバに変更する場合には,以下の手順を参照して下さい.

■手順5
「アプリケーションの追加と削除」から,ダイレクトドライバを削除し,ケーブルを挿入します.ドライバのインストール時に「VcpDriver」を指定します.

次のように「!」マークが出現した場合には,このドライバの「右クリック」にて「プロパティ」→「ドライバの更新」にて作業を進めます.


1台目の製品に対して,まず仮想COMポートドライバをインストールします.2台目も同様に「ドライバの更新」からインストールします.次のように1台目は「COM3」と「COM8」となりました。COM番号を変更したい場合には,「USB Serial Port/HuMANDATA. (COMX)」のプロパティにて変更可能です.ただし,すでに使用されているものは選択できません.

以上で作業は終了です.3台目以降の作業も同様に,「シリアル番号」を変更して下さい.

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