XLINX XC95108を6個同時にISPする例

2002/03/26-

 ISP可能なCPLD、XILINX XC95108を6個同時にISPするための治具を製作しましたのでご紹介いたします。
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 弊社、XC2を用いて、6個をJTAGチェインに接続するものです。治具部分の回路図はこちらです。
TCKの波形に歪みがあると、正常に動作しまません。今回は、手持ちの74F245により、TCKを6分配しました。
 iMPactの画面: 起動後に、 CTRL-Iで、6個のXC95108を認識しています。それぞれに書込むべきJTAGファイルを設定します。
(この場合はすべて同じファイル)
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EditメニューのPreferencesで、コンカレントモードにチェックをいれます。
これがない場合は1個づつ書込むことになり、時間の節約にはなりません。
 iMPactによる書込み時間例:
   1個のみ書込み Erase/Programm/Verify    :  約 26 sec
   6個書込み    Erase/Programm/Verify    :  約 53 sec
(コンカレントモードでないとき: 6個で約2分32秒(152sec)かかりました)
 JTAG Programmerの場合は、Editメニューのなかの、Preferencesメニューでコンカレントモードを設定しまうす。
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しかし、JTAG Programmerでは異状に時間がかかります。
 JTAG Programmerによる書込み時間例:
   1個のみ書込み Erase/Programm/Verify    :  約 15 sec
   6個書込み    Erase/Programm/Verify    :  約 253 sec
(コンカレントモードでないとき: 6個で約1分21秒(81sec)かかりました)
 コンカレントモードのほうが遅いという妙な結果になってしまいました。
 イレースにたいへん時間がかかっています。約3:58秒。
新品に書込む場合は、JTAG Programmerのほうが時間節約になるかもしれません。
番外:
 Lattice社のiSPVM(VER 110.0.1b)をダウンロードして試してみました。
ダウンロードケーブルはこのときのものです。
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このとおりです。
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 ispVM 10.01.1bによる書込み時間例:
    1個書込み    Erase/Programm/Verify    :  約 60 sec
    6個書込み    Erase/Programm/Verify    :  約 360 sec
コンカレントモードのようなものがあるのかどうか、よく調べておりません。
 書込みデータは xilinxのツールで SVFファイルを作成しました。
 以上、なにかのご参考になれば幸いです。
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