ヒューマンデータは、RS-232C LANコンバータ　LNX-002を発売した。
LNX-002はLAN(イーサネット）を経由してPCからRS-232C通信を行うことができるデバイスサーバである。
　一般の同種の機器ではLANを経由して装置の設定を行うが、LNXシリーズでは付属のメモリカードにより設定を行うことができるので、導入および保守を容易に行うことができる。
　オリジナルの仮想COMポートドライバにより、通常のCOMポートを操作するのと同様に制御が可能な他、TCP/UDPまたはTelnetなどによりダイレクトに制御することも可能。
　LNX-002を2台接続してトンネリングモード（透過モード；ＰＣを介さずに1:1で通信）で接続ができる。
トンネリングモードでは、２台のLNX-002が直接通信し、LANを経由して手元のRS-232Cポートと離れたRS-232C機器とで通信ができる。トンネリングモードでは特別のアプリケーションは必要無い。USBタイプのLNX-001とのトンネリング接続も可能。
　PoE機能を標準搭載しているので、LANケーブルから電源を供給して動作することができる。(PoE対応HUBなどが必要）付属のACアダプタによる動作も可能。

LNX-002は鉛フリー実装で、RoHS指令に対応している。ヒューマンデータでは、各種のUSB/LAN対応変換器を豊富にラインナップしている。LNXシリーズページへ

• RS-232CをLANに変換するメディアコンバータ機能
• LNX-002を２台使用しトンネリングモード（透過モード）により１：１接続が可能
• 10Base-T/100Base-TXを自動判定
• 設定用メモリカード（microSD)で機器設定が簡単
  • ●機器交換時も設定用メモリカードの交換により簡単に移行
  • ●設定データをメール添付などで遠隔地に送付が可能
  • ●設定するIPアドレスに制限が無い（セグメント外でも設定可能）
  • ●設定のバックアップや記録が、設定ファイルの保存により容易
• PoE対応でLANケーブルから電源供給も可能
• 工業用設計
• RoHS対応