ヒューマンデータは、かねてより開発を進めていた、イーサネット対応のインターフェース変換器（LAN対応デバイスサーバ）を近く発売する。発売に先駆けて、専用のウエブページを公開した。
ヒューマンデータは、工業用として豊富な採用実績のある、USB変換器を豊富にラインナップしているが、このたび、LAN対応品をラインナップに追加することにした。独自の工夫として製品にmicroSDカードスロットを装備し面倒で手間のかかるネットワーク設定をmicorSDカードからの自動設定できるようにした。
この機能により、現場などでの設置作業や保守作業がきわめて容易になる
　当初発売するのは、USB対応品、RS-232C対応品、RS-485/RS-422対応品の３機種である。
　今後、さらにラインナップを追加していき、USBシリーズと並ぶ製品群として拡販していく考えである。

［LNXシリーズの特長(各機種共通)］

• 各種インタフェースをLANに変換するメディアコンバータ機能
• トンネリングモード（透過モード）により同じまたは異なったインターフェースを延長する機能
• 10Base-T/100Base-TXを自動判定
• TCP/UDP/仮想COMをサポート(USB-001では、USB経由の仮想COMをサポート)
• 設定用メモリカード（microSD)で機器設定が簡単
  • ●機器交換時も設定用メモリカードを交換して簡単に移行
  • ●設定データをメール添付などで遠隔地に送付が可能
  • ●設定するIPアドレスに制限が無い（セグメント外でも設定可能）
  • ●設定のバックアップや記録が設定ファイルの保存により容易
• PoE対応でLANケーブルから電源供給も可能
• 工業用設計
• RoHS指令対応