アルテラ社のCONFIG-ROMであるEPCS16の代わりにM25P16を使ってみました

2010/02/18-

 ALTERA社の、FPGAのコンフィギュレーションに用いられるコンフィギュレーションROMである、EPCSシリーズとSTマイクロのM25Pシリーズはピンの配置が同じで、互換製がありそうです。
 世界中で置き換えて確かめた方がいるようです。
たとえば、こちらこちらです。そして日本でも
 当社のACM-303シリーズなど、16ピンでも8ピンでも搭載できるようになっています。

ACM-303の標準ROMを取り外し、M25P16を搭載してみました。

 ご覧のように、ID 0x14として認識され、すべて正常に動作しているように見えます。
コンフィグレーションも正常に完了しました。
 次表に、データシート上でしらべたIDの一覧をお示しします。
Device
ALTERA
size Silicon ID (Binary Value) JEDEC standard two-byte signature
EPCS1 1 Mbit 10h -
EPCS4 4 Mbit 12h -
EPCS16 16 Mbit 14h -
EPCS64 64 Mbit 16h -
EPCS128 128 Mbit 18h -
JEDEC standard two-byte signatureについて記述は無いようです。
Device
STMicro
size 8-bit electronic signature JEDEC standard two-byte signature
M25P40 4 Mbit 12h 2013h
M25P80 8 Mbit 13h 2014h
M25P16 16 Mbit 14h 2015h
M25P64 64 Mbit 16h 2017h
M25P128 128 Mbit - 2018h
どうぞ皆さんのご参考になさってください。ただし、ご自身の設計に活用されるのは自己責任でお願いいたします。
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