XCM-110 LVDS出力波形

2011/04/21-

 XCM-110において、LVDS信号を受けて、折り返し出力したときの波形観測例をお示しします。
実験用セットは、XCM-110ZKB-052を使用しました。
LVDSを出力できるゼネレータからFPGAにLVDS信号を供給し、FPGAの出力を直接オシロスコープに接続して観測しています。
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IOB0、IOB1、IOB2、IOB3をSMAコネクタに引き出しました。
差動を意識した配線ではありません。ユニバーサル基板ZKB-052も差動を意識して設計されておりません。
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100Ωのターミネータは下のように実装しました。
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入力用のゼネレータは、スタンフォードリサーチ製のCG635を使用しました。
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ゼネレータ出力波形:200MHz
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ゼネレータ出力波形:300MHz
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FPGAの内部回路はこのような簡単なものです。
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以下、波形をご覧下さい。外部配線(プリント基板)を適切にすることで波形は改善されるものと考えています。
100MHz
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150MHz
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200MHz
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250MHz
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300MHz
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 以下、入力用のターミーネータの設定を変更しましたが変化は見られません。つまりこの実験では、FPGAからの出力のみの評価になっていると考えています。
300MHz(ターミネータはXCM-110上のRT6を実装)
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300MHz(ターミネータはFPGA内部のターミネーション機能を有効 {DIFTERM=ON} )
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みなさまの参考になれば幸いです。
間違いなど見つけられましたらぜひご指摘下さい。
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